|
|
有村美香アナウンサー |
皆様本日はお忙しいところを『水戸黄門第35部』の試写会と製作発表をご取材頂きまして誠にありがとうございます。特に試写会からご取材の皆様には2時間のプレビューにお付き合い頂きまして本当にありがとうございました。引き続き製作発表によるご取材をお願い致します。私、本日の司会進行役を務めますTBSアナウンサーの有村美香と申します。どうぞ宜しくお願いします。
さて、10月10日から放送が始まります『水戸黄門第35部』。今年、芸能生活50周年を迎えられました里見浩太朗さん演ずるところの黄門様5回目の世直し旅となります。今回、黄門様一行は遠く四国・九州を目指して江戸を出立します。試写をご覧になった方々はお分かりかと思いますが、今シリーズは水戸老公一行を狙う敵役の軍団が登場し、手に汗握るストーリーが展開します。番組のトレードマークでもあります印籠が新調されたことも話題になりそうです。
それではお待たせ致しました。ご出演の皆様にご入場頂きたいと思います。
♪あゝ人生に涙あり 〜出演者入場
番組のテーマソング「あゝ、人生に涙あり」にて出演者の皆様がご登場されました。どうぞ皆様拍手でお迎え下さい。それでは皆さんどうぞお席にお座り下さい。
では改めまして皆様をご紹介させて頂きます。
水戸光圀役は、今年芸能生活50年を迎えられた里見浩太朗さん。そしてご老公をお守りする助さん・格さんはこのお二人です。佐々木助三郎役は原田龍二さん、渥美格之進役は合田雅吏さんです。そして今回は敵役の忍び軍団との戦いも楽しみな疾風のお娟役、いつも美しい由美かおるさんです。こちらの微笑ましいコンビの活躍にも期待が膨らみます。風の鬼若役は照英さん、そしてアキ役は斉藤晶さんです。続いて第33部から登場し、すっかり一行に溶け込んできました。いつも明るく撮影現場のムードメーカーでもいらっしゃる、よろず屋の千太役・三波豊和さんです。さて、今シリーズはこのお二人からも目を離せません。徳川幕府に恨みを抱く100歳を超えるという謎の人物。闇の布袋役・遠藤太津朗さんです。そしてこの闇の布袋の配下の美人くの一。北斗の桔梗役・原史奈さんです。
それではご出演の皆様にご挨拶頂く前に、第35部の企画のご説明と今回注目が集まる新しい印籠を制作された輪島塗の名工・若島宗斉先生のご紹介を交え、中尾幸男チーフプロデューサーよりご挨拶をさせて頂きます。では、中尾チーフプロデューサーお願い致します。
|
|
|
中尾幸男チーフプロデューサー |
中尾でございます。長時間の試写お付き合い頂きましてありがとうございます。それから、衆議院選の翌日ということでですね、取材の皆様お疲れかと思いますけれども、今日は『水戸黄門第35部』の製作発表にたくさんお越し頂きましてありがとうございます。
平素大変ご支援賜りまして・・・何か代議士の挨拶みたいになってきちゃいましたが・・・大変感謝をしております。第35部ということでございますけれども10月10日スタートでございます。今日はその第1話を2時間スペシャルでご覧頂きました。
出演者のレギュラー陣からのご挨拶は後ほどゆっくりさせて頂くとしましてですね、私の方から今回の一つの目玉でございます印籠のことについてちょっとお話をさせて頂きます。前に飾ってございますけれども、皆さんご存知の葵の御紋の印籠でございますが、水戸黄門というのは昔からですね、映画にもたくさんなっております。100本近くの映画が作られたと聞いておりますけれども、またテレビでもですね、我々のこの『水戸黄門』が始まる以前にも何回か放送されている。そういう意味では皆さんよくご存知のお話でございますけれども、この印籠を使うということはですね、この『水戸黄門』が初めて考え出したといいますか創り出した一つの発明品でございまして、当初はあまり使われていなかったように聞いております。もう1000回以上放送されておりますが、最初の10部くらいまで時々出して使われたように聞いております。それがもう今やですね、まったく定着いたしまして、もう一人の主役というような存在にもなってまいりました。今回は、新しい思いで、1000回を越えたということも含めまして、後ほどご紹介させて頂きますが、輪島塗の若島宗斉先生に改めて作って頂くということをお願い致しましたところ完成致しまして、先程ご覧頂いた格さんがかざします印籠。最初は黄門様も新しい印籠ができてきてさぞご満悦というシーンから始まりました。これは後ほど先生の方から苦労話、制作のお話をですね、頂こうと思いますけれども、そういう意味で『水戸黄門』にとっては、もうかけがえのない存在。もちろんここに並んでおります里見さん水戸御老公をはじめ、全員が主役という気持ちでやらせて頂いておりますけれども、ここにまた新たな印籠が誕生したということをですね、御注目頂ければというふうに思っております。三ツ葉葵の紋はある意味では権威の象徴とも取られるかも知れませんけれども、私共の思いとしましてはですね、日本人の良心の証であると、かねがね思って作って参りました。そういう意味でもこれから、このシンボルと共に新しいお話を作り続けて頂きたいというふうに思っている次第にございます。
出演者のそれぞれのご挨拶・抱負は、ご本人の方からさせて頂きますが、その前に若島宗斉先生の制作にあたっての思い出話等をご紹介頂いて、お話して頂ければと思います。若島宗斉先生をご紹介させて頂きます。 |
|
若島宗斉先生 |
既存の印籠を損なうことなく精神誠意真心を持って作らせて頂きました。このような機会を与えて下さりましたことを大変感謝し喜びとさせて頂いております。 |
中尾幸男チーフプロデューサー |
「先生どうもありがとうございました。それでは印籠の他に今回の見所をひとつ、ふたつご紹介させて頂きます。高松の話から始まりますけれども、今回は四国・九州が一行の目的地でございまして、5月の末から6月の頭にかけまして徳島の美馬市脇町という所で阿波踊り、現地の皆さんがエキストラで180名程ご参加頂きまして収録を終えてございます。今日は残念ながらご覧頂けませんでしたけれども・・・。今回もうひとつの目玉として、久し振りに地方ロケをしたということ、それから先程ご紹介ありましたけれども、里見浩太朗さんが今年芸能生活50周年というそういう大きな年を迎えられております。それから黄門様になられて、この18話で100回目というご出演になられます。それから由美さんですが第16部のかげろうお銀役以降レギュラー出演者としてですね、今シリーズで600回目を迎えられます。気の遠くなるようなと言うか、後ほど本人からご挨拶頂きますけれども、そんな記念すべき節目のシリーズでもございます。それではレギュラーの皆様からのご挨拶をさせて頂きます。宜しくお願いします。ありがとうございました。 |
|
|