柿沼由美さん:こんにちは、由美かおるです。最初はかげろうお銀役で出ておりまして、今は疾風のお娟を演じています。今日、ダイジェストを見て、自分でも本当に青春していたなぁと感じました。アメリカのサミュエル・ウルマンという詩人の言葉にも「人は年を重ねただけでは老いないのだ」とありますように、青春とは、若い体だけに宿るのではなく、若き精神の中に宿るのだと思います。水戸黄門も放送40周年を迎えますが、私たちは青春する気持ちで突っ走っていきたいと思います。そして今回、ポスターでは、柿沼先生にとても素晴らしい字を書いていただきまして、本当にうれしいです。また、新たな気持ちで頑張っていけると思います。私の写真は、水戸黄門のレギュラーになったときの写真です。(写真は、西村黄門様とのお風呂シーン)
里見さん:こういうシーンを(僕の黄門様でも)作っていただきたいですね(笑)。

由美さん:これ実は、黄門様を狙う役だったんですね。けれども、黄門様のすばらしさに引かれて、黄門様のお供になるといった役でした。懐かしいですね。では、今度は里見黄門様とお風呂シーンということで(笑)。でも、恥ずかしいですね。

鈴木さん:注目の由美さんのお風呂シーン200回目は7月の下旬から8月にかけてになるとのことですが、中尾プロデューサー、そのときには黄門様との共演も考えてみてください(笑)。さて、失礼いたしました。続いては、風車の弥七役・内藤剛志さんお願いします。

内藤内藤さん:内藤です。37部からお仲間に加えていただきまして、はや4シリーズ目です。番組は第40部ということで、こういった国民的に支持されている長寿番組に出演させていただけて、本当に幸せに思っています。俳優という仕事を選んでよかったと思いますね。今までレギュラーの中で年齢はいっていますが、新人だったんですね。それがやっと、部下ができました(笑)。三平さんです。

さて、写真は42年くらい前のものです。小学校の卒業寸前のものですね。当時僕は、郊外の小学校から都心の小学校に転校して、なかなか周りの環境になじめなくて、問題の多い子供でした。その頃に、NHKの児童劇団に入ってお芝居をはじめました。そこで出会った中村先生に「お芝居はみんなで作るものなんだよ」と言われた言葉が今でも心に残っています。まさに、水戸黄門もみんなで作っています。そして、水戸黄門は、里見ご老公をはじめとした1つの家族のような気がします。今回から、三平さんという新しい家族が増えます。ホームドラマといった意味でも、みなさんから支持を得ているのかもしれません。今回も、僕のもてる力を全て注ぎ込んでいきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

鈴木さん:続きまして、今シリーズから二代目・八兵衛、ちゃっかり八兵衛を演じます林家三平さん、よろしくお願いします。

林家三平さん:はじめまして、二代目・林家三平、ちゃっかり八兵衛として今シリーズより登場させていただきます。よろしくお願いします。最初は入ってくるとき、太秦というところは厳しいところだと聞いていたのですが、里見ご老公がとても優しくて、とてもダジャレが好きな方なんです。この間も、「八兵衛くん、こっちへ黄門!」なんておっしゃられて、温かく迎えてくださりました。また、昔から知り合いの原田龍二くんもおりまして、原田くんには「おまえがいるのが不思議だよ」と言われています。そして、由美さんの入浴シーンは子供の頃からずっと親父と一緒に喜びながら見ていました。そして、内藤さん、合田さんにも優しくしていただき、本当にみなさんにお世話になっております。今後ともよろしくお願いします。

写真は水戸黄門の第6部あたりを見ていた時のものです。当時、よく日光東照宮で買った印籠を家族の前に差し出しては、「この紋所が目に入らぬか~」と言っていました。そうするとですね、父・林家三平も、海老名香葉子も、姉・美どりも、そして泰葉も、みんな「ははぁ~」と言ってひれ伏すんですね。あの怖い家族がですよ(笑)。そういった思い出深い水戸黄門に出演させていただくことになりまして、本当に幸せです。どうぞ、よろしくお願いいたします。

鈴木さん:どうも皆様ありがとうございました。それでは、質疑応答に移りたいと思います。

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