水戸黄門

2017年10月4日より 毎週水曜 よる7時 BS-TBS

C.A.L.

各話あらすじ

第一話 「初めての旅立ち(水戸~いわき)」 2017年10月4日放送 脚本:尾西兼一  監督:矢田清巳

水戸家二代藩主の座を退いて以来、光圀は西山荘で日本史編纂の傍ら、炊事洗濯、畑仕事と隠居生活を謳歌していた。まるで武士からぬ生活に不満を募らせる家臣の佐々木助三郎と渥美格之進。
ある日、助三郎と格之進は、柘植九郎太率いる忍びの集団に一人で立ち向かう若侍に出くわした。若侍は八戸藩士・大川新太郎。聞けば、藩主・南部直政の江戸詰めをいいことに、城代家老・梶川修理は、鉄山の乱開発を行っているという。新太郎はその証拠となる裏帳簿を直政に届ける旅の途中で襲われたと語ると、息絶えた。その遺志に報いる為、光圀は助三郎と格之進を供に、八戸へ向かうことを決意する。もちろん一行から一歩離れたところに風車の弥七が。
水戸を出発し磐城平の領内にさしかかった一行は、役人に追われる村娘のおみちを助け、父・喜作と暮らす家を訪ねた。喜作の話によると、厳しい年貢の取り立てに村人たちは苦しめられているという――