2019年5月19日より 毎週日曜 よる6時 BS-TBS

熊本藩用人・清水勘解由の手により吉姫を連れさらわれてしまった一行は、吉姫を追い佐賀へ入った。なかなか追いつけない焦りから助三郎と格之進は言い合いとなり、助三郎は別行動をとると言い出す。 その頃、詩乃は吉姫を助け出し、ひとり逃がす。逃げた吉姫は追っ手に阻まれ必死に応戦していたが、鬼面を被った黒装束の男が現れ、何とか危機を脱する。吉姫は、自分を救ってくれた鬼面の男の後を追うと、たどり着いた村で役人たちが市助という男を探していた。役人がいうには、市助は年貢米の徴収に関し直訴を企んでいるらしい。その時、またあの鬼面の男が現れる。吉姫は鬼面童子に加勢し、役人たちを村から追い返す。 ところが、役人たちは市助をおびき出す餌にしようと、村はずれで市助を探していた娘・お菊を連れて行こうとする。そこへやってきた老公と格之進。お菊を助け、村で鬼面童子に関する話を聞く。 その頃、失態続きの役人たちは、代官・支倉主膳から激しく叱責されていた。そこには米問屋・佐嶋屋の姿も。佐嶋屋は郡奉行・成岡次郎兵衛と手を組み、主膳を操り米の横流しをしていた。佐嶋屋が帰るころ、主膳の嫡男・新太郎が屋敷に戻ってくる。新太郎は、父の悪事が許せず放蕩三昧。 そんな中、吉姫は鬼面童子に身を隠すよう連れてこられた洞穴で市助と遭遇していた。